施工事例
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レストラン厨房の床に防水塗装 東大阪市 M様

2016.03.25

レストラン厨房の床に防水塗装 東大阪市 M様
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レストランの厨房床に防水塗装

レストランを経営している会社様から、防水塗装のご依頼をいただきました。
依頼内容は「お客様に調理風景を見て頂けるように厨房を増設するので、床に防水塗装をしてほしい」とのことでした。

ある程度リーズナブルに抑える為、床に塗る材料はエポキシ樹脂無溶剤系の2液性厚膜タイプにしました。

 

厨房の床の塗装に必要な性能

厨房は一般住宅と同じ防水材を用いる事ができません。
なぜなら、温度の高い油が落ちたり、何人もの人が行き来をするので、耐久性の高い防水材を利用する必要があります。

今回エポキシ樹脂の無溶剤系防水材を採用した理由は、耐熱性防食性防水性耐衝撃性耐薬品性抗菌性6つの非常に高い耐久性を持っている防水材だからです。

ただし、これだけの耐久性を持っている防水材を用いても、閉店後の厨房の清掃などによって膜厚が徐々に薄くなって来るので、防水塗装の定期的なメンテナンスが必要になります。

 

厨房の床塗装は2年に1回メンテナンスを推奨

メンテナンスが必要な頻度は、レストランの掃除の仕方や人の数など店舗によって大きく変わります。ただ、早いところだと1年で塗装が薄くなり、塗装が膨れたりハゲたりすることもあるので、できれば2年に一度は塗り直しをすることが好ましいです。

更に、エポキシ樹脂無溶剤系の防水材は塗り重ねるだけなので、無駄に費用が高くならずメンテナンスがしやすい防水塗装材です。


基本情報

費用
約10万円
工期
3人工、2日間

施工内容

  1. 養生
  2. ケレン掛け
  3. プライマー塗布
  4. エポキシ樹脂塗装

厨房の床防水塗装の工程

 


施工前の床の状況です。


左官した床を、防水塗装に適した下地とするために更に平滑にしていきます。


立ち上がり部や、防水塗装を行わない箇所に養生をしていきます。


防水材の接着性を上げる為にプライマーを塗っています。
プライマーは下地と防水塗装の両面接着剤みたいな役割をします。


プライマーを全面に丁寧に塗布していきます。


先ず、床との立ち上がりの部分と入隅の部分からエポキシ樹脂を塗布します。
先に立ち上がりから塗布する理由は、液垂れによって入隅部分に不必要な塗膜が形成されることに繋がり均一な防水層の形成が出来ないからです。また、割れの原因にもなります。
こういった理由から、先に塗布することで膜厚を調整します。


次に、床に気泡をつくらないように無泡ローラーを使ってエポキシ樹脂を丁寧に塗布していきます。


同じように最後まで丁寧に塗布していきます。


少しブレていますが、エポキシ樹脂の1層目を塗布しました。


1層目の塗布と同じ作業を行い、エポキシ樹脂防水層の2層目を塗布しました。
これで防水塗装は完成です。 

 

ヤマナミから一言

 

今回施工したレストランのように1階にあるところは、まだそこまでシビアになる必要はないかもしれませんが、ビルの2階以上で営業されている飲食店の場合、メンテナンスをせずに放置しておくと下階に漏水する恐れがあります。
もし下階がアパレルショップ等で、売り物に水が付いてしまった場合、弁償しないといけなくなることもあります。

日々の仕事の忙しさから、なかなか忘れがちになる床の防水ですが、下階に漏水してしまっては、メンテナンス費用以外の商品弁償などで無駄な費用が掛かることにも繋がってしまいます。

そうならないためにも、厨房の床の防水塗装は早めに行うことをお勧めします。

厨房の床の防水塗装は大阪の株式会社ヤマナミにご相談ください。