施工事例
works
倉庫の1階トイレにポリマーセメント防水工事 大阪市東成区
2016.04.29
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after
トイレの交換にともなって防水してほしい
トイレを和式から洋式に変えるから防水をしてほしいという事で、ご依頼いただきました。
トイレの便器は、周りに防水が施してあります。
ただ、便器を入れ替える時は、既存の防水層ごと外す事になるので、防水工事が必要になります。
ただ1階のトイレの場合は、下階を気にする必要がありません。
それでも防水は行わないと、建物の基礎に悪影響を与えるので、ポリマーセメント防水を施しました。
ポリマーセメント防水材の特徴
樹脂とセメントパウダーで構成され、シンナーなどの有機溶剤を使用しない環境に優しい防水材です。
このポリマーセメント防水が使われるようになってから30年ほど経過していますが、作業のしやすさや防水の安定性から良く使われるようになり、防水材としての歴史を積み上げています。
また、凹凸のある複雑な形状の部分に利用でき、繋ぎ目の無いシームレスな防水層が形成できます。更に耐久性も長く、補修も行いやすいので好まれている防水材です。
トイレの壁は清掃時に水を使うので防水は必要
トイレの中の壁はタイルでできている事が多いですが、トイレを清掃する時に水を使います。
その為、タイルの目地にクラックが入っていると、その隙間から水が染み込んで、建物の構造材を傷めたり、隣の部屋に水が漏れだす可能性もあります。
この倉庫のトイレも、タイル部分の目地にクラックが入っており、防水のための補修が必要でした。
その為、シーリングを行わせていただきました。
基本情報
- 費用
- 非公開
- 工期
- 2人工、2日間
施工内容
- トイレにプライマー材塗布
- ポリマーセメント系防水材2層塗布
- タイル部テープ養生
- タイル部シーリング
倉庫の1階トイレの防水工程
和式トイレを撤去して、左官処理をしました。
ポリマーセメント防水を行う前にプライマー材を塗布しています。
ポリマーセメント防水の1層目を塗布しています。適度に厚めに塗っています。
ポリマーセメントの2層目を塗布しました。
これで防水層を完成させたらトイレの便器部分の防水は完成です。
トイレのタイル部のシーリング工程
先ず、クラックの有る箇所のシーリングする箇所にテープ養生を施します。
シーリンングする箇所の全てにテープ養生を行っています。
テープ養生をした箇所にシーリングを打って、押さえ仕上げを行いました。
これで全ての箇所にシーリングを施しました。
これで、トイレの防水工事は全て完成です。
ヤマナミから一言
1階のトイレであっても便器の有る場所は防水が必要です。
もちろん、2階以上のトイレみたいに、下階を気にする必要はありませんが、それでも汚水などの配管もあるので、できるだけ防水をしておく必要があります。
また便器の部分だけだと思われがちですが、掃除をしたりするときに漏水の可能性も考えて、タイルなどの目地がひび割れていたりすると、シーリングをしておく事をお勧めいたします。
また、便器の入替を行う時は防水工事は必ず必要です。
大阪でトイレの便器を入れ替えたりする際の防水工事は、ヤマナミへご相談くださいませ。