施工事例
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集合住宅の雨漏り修理で外壁と屋根とサッシを補修 大阪市都島区

2016.05.13

集合住宅の雨漏り修理で外壁と屋根とサッシを補修 大阪市都島区
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外壁のひび割れから雨漏りしてると思うんやけど

大阪市都島区にある築40年ほどのRC造4階建ての集合住宅のオーナーから防水市場のホームページを見て頂いて、「外壁のひび割れから雨漏りしてると思うんやけど、雨漏り修理をしてくれませんか?」というご依頼を頂きました。

実際に現場を見てみると、塔屋の外壁廻りに深めのひび割れが多くあり、これが雨漏りの原因だな。と一発でわかるようなひび割れでした。

また他にも、サッシ廻りのシーリングも痛んでおり、塔屋自体の防水層も痛んでいました。

外壁のひび割れ状態と修理方法

ひび割れの深さによって修理方法は変わってきます。

例えば、表面上だけのひび割れの場合は、微弾性フィラーだけでいいでしょう。

しかし、今回はこのように奥までひび割れが突き抜けていました。

 

さすがにここまで深いひび割れの場合は、これ以上割れ広がるのを防ぎながら、雨水入らないようにしなければいけません。

ただ、このようにひび割れを起こすところというのは、ただモルタルやコンクリートで埋めたら大丈夫というものでもありません。しっかりと、中から広がらないようにする必要があります。

その為、一度Vカットをサンダーで行って、中にコーキングを行って揺れに対する耐力を持たせます。

これでひび割れの広がりが防げます。そして、その上から樹脂モルタルにて成形処理を施します。できるなら、この上から防水効果を持たせた塗装を行うのがベストです。

 

サンダーとは?

正式名称はグラインダーという機械で、ダイヤモンドカッターを取付けて、VカットやUカットを行います。

Vカットを行う事で、作業をしやすくなるので、補修効率が上がります。

これによりシーリングも打てるようになります。


基本情報

費用
約20万円
工期
3日間、6人工

施工内容

  1. 外壁クラックをサンダーでVカット
  2. プライマー材塗布
  3. シーリングの充填
  4. 樹脂モルタル成型
  5. 塔屋部にプライマー材の塗布
  6. 塔屋部にウレタン防水の塗布
  7. サッシ廻り既存シーリングの撤去
  8. テープ養生
  9. シーリングの充填

雨漏り修理の工程

今回、雨漏り修理を行った箇所は、外壁のひび割れ、屋上の塔屋、サッシまわりの3か所です。

この3か所の工程の説明をしていきます。

 

外壁のひび割れの雨漏り修理

これは外壁のひび割れの修理前です。

サンダーでひび割れのVカットを行っています。

奥まで割れが貫通しています。

シーリング用のプライマー剤の塗布を行っています。

シーリングの充填を行っています。

シーリングが乾いてから、樹脂モルタル成型をおこないました。

 

屋上の塔屋部の修理工程

塔屋部の防水前の様子ですが、やはり既存の防水層は痛んでいます。

ウレタン防水材を1層塗布しました。

ウレタン防水のトップコートを塗布しました。

 

サッシ廻りのシーリング工程

既存シーリングの様子です。

既存のシーリングを撤去およびテープ養生を行いました。

シーリング処理の仕上がりです。

3か所の雨漏り修理が完成

外壁クラック、屋根の塔屋部、サッシ廻りの雨漏り修理が完成しました。

 

雨漏り修理を終えてヤマナミから一言

この集合住宅に関しては、オーナー様が数年後には取り壊す予定なので、安く雨漏りを止めれれば良いという事でした。

なので、外壁のひび割れ補修部分も本来であれば塗装を施した方が良かったのですが、お客様の要望により仕上げ塗装は行わない事となりました。

それでも最低4~5年程は保つように雨漏り修理行わせていただきました。

 

大阪で雨漏り修理を考えている方は、防水市場にお気軽にご相談くださいませ。
細かな要望にもお応えできる事は多いと思います。