施工事例
works
劣化した外壁のシーリングを打ち替えて雨漏り解消 大阪市阿倍野区
2016.10.17
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今回は、『大阪市阿倍野区にある、医院の1階玄関の天井で発生していた雨漏りを解消した事例』です。
外壁のシーリングの劣化が原因で発生していた雨漏りを解消
鉄骨3階建ての医院の外壁は、ラムダ板というサイディングよりも固い、押し出し成形板タイプのものでした。
この外壁そのものには割れ等はなく、特に問題はありませんでしたが、外壁と外壁をつなぐジョイント部分のシーリングが劣化し剥がれていました。
ちょうどこの部分の真下が雨漏りの位置と一致したため、原因と判断し、シーリング打ち替え工事を行いました。
基本情報
- 費用
- 非公開
- 工期
- 2人工・1日間
施工内容
- 既存シーリングの撤去
シーリング打ち替え工事の工程
外壁目地部のシーリング打ち替え工事の工程です。
既存シーリングの撤去
劣化していたシーリングです。
建物自体は築25年程が経過していましたが、10年程前に外壁塗装を行っているとの事でした。
その際にシーリングの打ち替えも行われていたと思われ、この10年の間に劣化し、漏水していたと考えられます。
劣化したシーリングを6~7メートルの高さから剥がして撤去していきました。
カッターで切れ目を入れてから上から手で剥がしていきました。
シーリングの撤去は1階の庇の部分まで行い、撤去した後はこのような状態でした。
また、外壁のジョイント部分の周囲にあるシミのようなものについては、漏水の影響も多少はあるかもしれませんが、前回の外壁塗装の際についたシーリング材と思われます。
シーリング材の充填
上から順番にシーリングの充填を行いました。
漏水しているジョイント部分は一本だけでしたので、はしごを使って作業を行いました。
今回のシーリングの打ち替えには、変成シリコンを使用しています。
変成シリコンは外壁や下地の目地に使用するもので、塗装後の外壁でも使用できる特長があります。
シーリング材を撤去した部分に充填して工事完了です。
工事後は、「雨漏りが止まった」とのご報告を頂いています。
シーリングの打ち替えだけなら費用も期間も抑えられる
外壁から雨漏りが発生していても、シーリングの劣化が原因で外壁そのものに異常がない場合が意外と多くあります。
今回もシーリングの打ち替え工事を行ったのは、ラムダ板のジョイント部分1箇所だけでしたので、足場を組まず、はしごのみで作業ができました。
このような場合は、足場を組む費用や時間が必要ないため、工事期間が短くなり、工費も安く抑えられます。
建物の状態によっては、雨漏りの原因の特定が難しい場合もありますが、雨漏りしている真上や真裏等、分かりやすい場合はすぐに工事に入る事ができます。
ちょっとした雨漏りに悩まれている方や、雨漏りしているかもしれないと思われる方は、一度ご相談ください。
シーリングの打ち替え工事はヤマナミへ