施工事例
works
雨漏りするトップライトを修理 尼崎市 Sマンション
2016.12.27
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今回は、『尼崎市にある、築20~30年の鉄骨造3階建てのマンションにあるトップライトのシーリング工事を施工した事例』です。
以前、外壁塗装や屋上防水等、全体の防水工事を施工したマンションについて、「トップライトの下のバルコニーで隙間から雨が漏れてくる、少し水が垂れてきている」とのお問い合わせがありましたので、トップライトのシーリングの調査を行い、雨漏り修理を行いました。
トップライトは日射しが原因で雨漏りしやすい
トップライトは「天窓」とも呼ばれるように、屋根に採光を目的として取り付ける窓のことです。
屋根に付いているため、雨が降っても水が入らないようにトップライトの周りにシーリング処理を行いますが、直射日光による紫外線が当たる部分のため、シーリングが傷みやすいところでもあります。
今回も日当たりの強さが原因で、予想以上に早くシーリングの劣化が進み、雨漏りが発生していました。
基本情報
- 費用
- 無償
- 工期
- 1日間・1人工
施工内容
- トップライト廻りのシーリング調査
- テープ養生
- シーリング工事
雨漏り解消のためトップライト周りをシーリング工事
トップライトの調査からシーリング工事については以下の工程で行いました。
トップライト周りの調査
雨漏りしているバルコニーの上にあるトップライトを目視で確認しました。
トップライトの周りのシーリングを指で押して確認したところ、劣化していたため、シーリングとトップライトの間に隙間ができました。
調査を行った結果、日差しの熱が原因でシーリングが劣化し剥がれてきていたと判断しました。
トップライトは3箇所あり、劣化していないところもありましたが、全て同じようにシーリング工事を施工しました。
テープ養生
シーリング工事を行う前にテープ養生を行いました。
シーリング材充填
変性シリコンのシーリング材を充填しました。
前回はフラットに仕上げていましたが、今回は前回よりも斜めに傾斜がつくように大きく仕上げられるように工夫しています。
仕上がり
シーリングの充填後は、ヘラで伸ばし、養生を剥がして工事完了です。
別の部分のトップライトです。壁際のシーリングは陰で色が違うように見えますが同じ物を使用しています。
シーリングを斜めに充填して雨漏りしにくいように工夫
トップライトに限らず、シーリング工事を施工するときは施工前に行われていた方法と同じやり方で行います。
前回のシーリング工事も、新築時と同じ、傾斜をつけないフラットな状態で充填を行いましたが、日当たりの熱によって早く劣化してしまったため、調査したタイミングで対策を考えて以下の3点の工夫を行いました。
・シーリングを大きく充填する
・シーリングの接着面を広げる
・水が流れるようにシーリングを斜めに充填する
これにより、直射日光の熱にも耐えやすく、水が溜まりにくい状態になります。
シーリングの仕上がりがフラットな状態ですと、どうしても水を受けやすくなりますので、今回のような立ち上がりの状態にしておくことでより傷みにくくなると判断しました。
また、今回は保証期間内でしたので無償で対応させて頂き、ご連絡頂いてからも素早く対応させて頂き、1日で修理を完了しています。
施工後には、お客様から「雨漏りがなくなった」とのお声を頂きました。
トップライトは最近のマンションではあまり見かけませんが、その構造上、日当たり等が原因によるシーリングの劣化等で雨漏りのリスクが高くなりますので、雨漏りしていて悩まれている方や雨漏りしていないか気になる方は、一度ご相談ください。
大阪でトップライトの雨漏り修理はヤマナミへ