施工事例
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所々膨れて傷んでいるバルコニーの床を雨漏りする前に防水工事 大阪市東住吉区

2017.09.11

所々膨れて傷んでいるバルコニーの床を雨漏りする前に防水工事 大阪市東住吉区
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大阪市東住吉区の築約40年木造2階建て住宅のバルコニーの防水やり替え(ウレタン塗膜防水)を行なった事例です。

まだ雨漏りはしてないけれどバルコニーが傷んでいるので防水をやり替えたい

ホームページをご覧になった東住吉区のS様から「バルコニーの防水が剥がれてきていて心配だから一度見に来て、防水をやり直して欲しい」と、ご依頼いただきました。 

さっそく調査にお伺いすると、バルコニーに施された緑色のウレタン塗膜防水層は所々膨れて破れてきており、十分に機能しているとは言い難い状態でした。

防水は恐らく20年ほど前に施工されたもので、幸い、雨漏りはしていないとのことでしたが、防水が機能していない状態では、屋根裏などに浸水している可能性もあります。

雨漏りはなかったものの、S様は、防水の劣化を気にしておられ、そろそろやり替えの時機ではないかと思いご連絡下さったそうです。

その他気になる点として、鉄製の柵の付け根の部分に隙間ができているということと、外壁タイルの目地の割れがありました。

バルコニー立ち上げ部の、モルタルのつなぎ目付近のちょうど裏側に当たる外壁のタイルの目地がひび割れてきており、以前気になったためS様ご自身で目地の補修を行ったけれどまた割れてきていたそうです。

今回は、傷んで膨れてきたバルコニー床の防水をウレタン塗膜防水にやり替える他、柵の付け根部分の補修と、立ち上げ部の外壁タイルの目地の補修も行なうことになりました。

基本情報

費用
約8万円
工期
約3日間 約3人工

施工内容

  1. 塗膜破損部(膨れている部分)捲り
  2. カチオンフィラー下地処理
  3. 排水口部ドレーン取付け
  4. プライマー材塗布
  5. ウレタン塗膜防水塗布
  6. トップコート材塗布
  7. 手すり付け根のシーリング
  8. タイル目地のシーリング

バルコニーの床のウレタン塗膜防水工程

 1.塗膜破損部(膨れている部分)除去

 緑色の既存ウレタン塗膜防水の劣化部分を剥がします。

 膨れて破れている部分を手やカッターを使って剥がします。

 その他にも、床面をよく見て、指で触ったりたたいたりしながら、浮いている部分を探しカッターで切込みを入れて剥がしていきます。

 破れていない部分はそのまま残しておきます。

 

 2.カチオンフィラー下地処理

 劣化部を剥がして凸凹になったバルコニー床面にカチオンフィラー下地調整材を使って下地処理を行ないます。

 下地処理を行うことによって、既存の防水層が、元々の床面からの影響を受けることを防ぎ、防水を長持ちさせることができます。

 

 3.排水口部ドレーン取付け

 排水口部分に改修ドレーンを取付け、ウレタン系のシーリング材で周囲をしっかりとシーリングします。

 

 4.プライマー材塗布

 バルコニーの立ち上げ部と床部全体に、ウレタン塗膜の定着を良くするプライマー材を塗布します。

 

 5.ウレタン塗膜防水材塗布

 全体に、ウレタン樹脂を塗布します。

 塗りムラができないように、立ち上げ部から順に、刷毛やローラーで丁寧に塗ります。

 

 6.トップコート材塗布

 最後にウレタン塗膜を紫外線や擦れから守るトップコート材を塗布します。  

 

手すりとバルコニー外壁タイルの補修

手すりの付け根をシーリング

バルコニー手摺の付け根にできた小さな隙間を変性シリコン製のシーリング材で補修しました。

鉄製の手すりのこのような隙間を放置すると、隙間から壁の中に水が浸入しますし、だんだんと錆びて柵も壊れてしまう恐れがあります。

 

外壁タイルの目地割れ部にシーリング処理

ひび割れてきていたバルコニー外壁タイルの目地は、シリコン製のシーリング材で補修した跡がありました。

シリコンの上にはシリコンでしか補修を行うことができませんので、シリコン製のシーリング材で補修を行いました。

本来はシリコンではなく、他の補修材も使用可能な変性シリコンや樹脂モルタルでの補修が望ましいでしょう。

 

バルコニーの防水が傷んできたら雨漏りする前に補修する事がおすすめ

今回は、表面が経年劣化で膨れて破れたウレタン塗膜防水をやり替えました。

S様は「傷んでいたから雨漏りする前にやり替えが出来て、キレイになってよかったです」とお喜びのご様子でした。

木造住宅は、バルコニーなどの防水が劣化した時、浸入した水がすぐに室内に漏れるのではなく、木が吸収している場合があり、その場合、気づかない間に家を支える柱などが水浸しになり腐ってしまう恐れがありますので劣化が見られたら早急な対処が必要と言えるでしょう。

ウレタン防水の場合は、表面に膨れが見られたら、出来るだけ早く調査を行なわれることをおすすめします。

弊社では、調査の際に、床の防水以外の手すりやタイル状況も調査することができるので、調査だけでも是非お気軽にご相談ください。

 

大阪市東住吉区の傷んでいるバルコニーの防水やり替えならヤマナミへ