大阪市東住吉区G様邸防水工事

お知らせ・ブログ
2015.03.05

今回は大阪市東住吉区のG様邸のバルコニーへ。
塩ビシート防水を行いました。
今では少なくなってきました二階建て長屋タイプのお家です。
バルコニーは下屋の上に増設された物です。

裏庭があり雰囲気の良いお家です。
バルコニー床部にはウレタン塗膜防水が以前に施されたようです。
しかし塗膜層の劣化が進み傷みが見られます。
今回は既存のウレタン塗膜防水層を残したまま、上に塩ビシート防水を施します。

既存塗膜防水層の成分が今回の防水層に移行しないように絶縁シートを貼ります。
隅部や立ち上り部へ専用の鋼板を取付ます。

床部へは専用のディスクを取付ます。

今回の防水は塩ビシート防水の機械固定工法で、隅部や立ち上り部・床のディスク部のみ接着するタイプです。
この工法は防水層の膨れが起こりにくいタイプの工法です。

床のディスク部への接着は専用の熱伝導機械にて行います。

熱伝導が完了しましたら専用の物で押え接着させます。

塩ビシートの重ね部へは専用シーリング材を充填します。

本来バルコニーのサッシ下場にまでシートを貼り付けるのですが、今回のバルコニーの下場にはシートを貼り付ける程の隙間がありませんでした。
防水性を高める為、周囲にウレタン塗膜防水を施しました。

仕上がりはこのような感じです。

植木を元の場所へ戻し完了です。