雨樋からの漏水

お知らせ・ブログ
2014.08.02

4年程前にバルコニーの防水工事をさせていただきました。
平野区のM様からご連絡をいただき、雨樋の周辺から雨漏りがしているとのことで調査を行いました。

お宅を訪問し雨樋の受け皿の下に雨だれが見られるのと、その下の天井や化粧梁にも雨だれが見られました。

バルコニー手摺り壁からの漏水ではなく、雨樋受け皿の壁側辺りからの漏水と思われます。

ハシゴで上り確認しました。このような感じでした。

何度かバルコニーから水を流し検査いたしました。
すると排水終了時に雨樋受け皿の壁側から水がこぼれだしました。

雨樋受け皿を外し再度水を流し検査いたしました。
排水パイプが短く、勾配があまりとられていないことにより垂れた水が逆流し垂れ流れる事が確認出来ました。
対策としまして、L型の排水パイプを取付る事にしました。

このような物を取付ます。

ボンドなどで接着し、周囲をシーリング防水処理いたしました。

それから雨樋受け皿を取り付ける際に少しパイプが大きくなったので少し加工し取付完了しました。

それからバルコニー排水口部にゴミ受け皿が無かったので取付させていただきました。